製品情報
商品コード:211105
型式:ICS200
小型スリムで省スペース設計のインキュベータ
設置スペースは200型で幅320×奥行340mm、300型で幅380×奥行440mmとコンパクトです。
扉に2枚ガラスの観測窓を装備しています。
転倒防止金具を標準で付属しています。
温度調節はマイクロコンピュータによるP.I.D.制御で、オートスタート、オートストップタイマ付きです。
漏電ブレーカをはじめ、3種のコントローラセンサ断線警報や過昇防止機能(ヒータ断線、リレーによる自己保持回路付き)、液圧式温度調節器による独立過昇防止機能を標準で装備しています。
商品コード | 211105 |
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型式 | ICS200 |
方式 | エアジャケット自然対流 |
性能 温度制御範囲 | (室温+5)~70℃ |
性能 温度調節精度 | ±1℃(at 37℃) |
性能 温度分布精度 | ±1℃(at 37℃) |
性能 最高温度到達時間 | 約60分(室温+5→70℃) |
構成 内槽 | ステンレス鋼板 |
構成 ヒータ | 150W |
構成 扉 | 2重ガラス観察窓付き(強化硝子200×350mm) |
コントローラ 温度調節器 | P.I.D.制御 |
コントローラ タイマ | 0~999.9時間 |
コントローラ 温度/タイマ表示 | LEDデジタル表示 |
コントローラ センサ | K熱電対 |
コントローラ 運転機能 | 定値運転(タイマ設定によるオートスタート、オートストップ選択) |
コントローラ 操作パネル | シートキー(LED:温度、タイマ ランプ:ヒータ、温度異常)メインスイッチ(漏電ブレーカ) |
安全装置 | 液圧式独立過昇防止器、ヒータ断線/センサ入力警報、過電流漏電ブレーカ |
付属品 | 棚板2枚、棚受4本、転倒防止金具一式 |
規格 棚段数/棚受ピッチ | 5段/50mm |
内容積 | 20L |
内寸法(幅×奥行×高さ) | 240×250×340mm |
外寸法(幅×奥行×高さ) | 320×340×685mm |
備考(寸法) | ※内寸は最下段棚板下スペース含む ・ 内容積 約20L |
電源容量 |
AC100V
1.5A
ブレーカ容量および電源設備容量 15A |
重さ | 20kg |
価格(税抜) | 136,000円 |
弊社ホームページ上でお客様登録いただけますと通常1年の無償保証が3年間となります。
1.電源プラグが抜けていませんか。
→差し込んで下さい。
2.装置か建物の配電盤のブレーカーが落ちていませんか。
または配電盤のヒューズが溶断していませんか。
→ブレーカーをONにして下さい。
ヒューズを交換して下さい。
3.停電になっていませんか。
→停電が復旧するまでお待ち下さい。
停電復旧後、念の為1.2.を確認して下さい。
4.過昇防止器の設定が低くなっていませんか。
→装置の向かって右側面 下にある黒いダイアルが過昇防止器です。
過昇防止器の設定が設定温度+30℃以下になっていれば、設定温度+30℃以上に変更してください。
それでも表示が消えてしまうようでしたら、5℃ずつ設定値を上げて運用中に表示が消えない設定値まで数値を上げて下さい。
ダイアルの頂点が過昇防止器の温度設定値となります。
過昇防止器が作動致しますと一旦電源を切ってから電源を入れ直しませんと解除出来ませんので、上記操作後に電源を入れ直して下さい。
※初期値は100℃に設定されております。
本機能は試料保護を目的とするものではなく、機器の異常による過熱防止を目的としております。
試料保護や爆発性物質、可燃性物質の使用における事故を保護する機能ではありませんので、通常は初期値のままご使用下さい。
大凡ではございますが、
棚板耐荷重*標準付属枚数=装置全体の耐荷重
とお考え下さい。
例:ICS200型の場合
棚板耐荷重:10kg/枚
棚板付属数:2枚
10kg*2枚=20kg
棚板1枚あたりの耐荷重は取扱説明書に掲載しておりますので、該当する型式の棚板耐荷重及び標準付属枚数をご参照下さい。
出来ません。
補強をしておりませんので強度が無く、内槽が変形する恐れがあります。
必ず棚板を取付けてその上に処理対象物等を置くようにしてください。
冷却機構を有しておりませんので、冷媒は充填されておりません。
キャリブレーションオフセット機能に誤入力している可能性があります。
取扱説明書の『キャリブレーションオフセット機能』のページを参照し、補正値が入力されていたら『0(ゼロ)』に設定変更してください。
本装置は冷却機能がなくヒーターのみで温度調節を行っております。そのため室温付近、もしくはそれ以下の温度の制御は装置の置かれた環境温度に影響を受けてしまいます。
装置の仕様としましては、設置環境の温度(室温)よりも5℃以上高い設定温度から制御が可能となります。
例えば装置が設置されている部屋が20℃だった場合は、+5℃なので25℃以上の設定温度から制御可能となります。
夏と冬では設置環境の温度(室温)が変わりますので、常に35℃以下での制御が必要な場合には、冷却機能が有る低温恒温器(低温インキュベータ)をご選定ください。