製品情報
商品コード:222057
型式:BH401
Programable Precision Constant Temperature Water Baths
温度調節精度±0.01℃(at 液温20℃)で精密コントロールが可能
高い精度と広い温度範囲で精密にコントロールできる高機能コントローラを搭載しました。恒温試験に高性能を発揮する精密卓上恒温水槽です。
高機能コントローラと独立過昇防止器の搭載で高い操作性、安全性となります。
温度調節精度±0.01℃(at 20℃)の精密コントロールを実現しています。
強力な循環ポンプを装備していますので外部循環が可能です。
最大99ステップのプログラム運転、定値運転、オートストップ運転、オートスタート運転をはじめRS485通信機能、温度出力端子(1-5V)、警報出力端子を標準装備するなどサポート機能も充実しています。
試験目的により循環ポンプ流量を10段階に可変することができます。
外部センサを取り付けることにより循環先(密閉系)の精密恒温が可能になります。
オプションの通信ケーブルを使用することにより、制御パネルを本体から切り離して遠隔操作が可能になります。
安全機能は自己診断機能、過電流付漏電ブレーカ、空焚防止用フロートスイッチ、自動過昇防止機能、独立過昇防止器を装備しています。
商品コード | 222057 |
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型式 | BH401 |
方式 | 噴流ポンプ循環/外部密閉系循環 |
性能 温度制御範囲 | 室温+15~100℃ |
性能 温度調節精度 | ±0.01℃(at 水:室温+15~80℃) |
性能 温度表示単位 | 0.1℃ |
構成 循環装置能力(50/60Hz) | 噴流ポンプ循環 |
構成 循環装置能力(50/60Hz) 最大流量 | 14/15L/min(循環圧力損失 10kPa以下時) |
構成 循環装置能力(50/60Hz) 最大揚程 | 2.8/3.4m(流量約0.5L/min) |
構成 ヒータ | 1kW |
構成 使用周囲温度範囲 | 5~30℃ |
コントローラ 温度制御/設定・表示 | P.I.D.制御/デジタル設定・LED表示・蛍光表示管案内表示 |
コントローラ センサ | Wセンサ:白金測温抵抗体Pt 100ΩA級(温度制御用)+K熱電対(過昇防止器用) |
コントローラ タイマ | 1分~99時間59分、100~9999時間 時間・時刻切替設定機能 |
コントローラ 運転機能 | 定値運転、定値オートストップ運転、定値オートスタート運転、プログラム運転(最大99ステップ、繰り返し、勾配運転等)、プログラムオートスタート運転、運転一時停止機能 |
安全装置 | 過電流漏電ブレーカ、キーロック機能、停電補償機能、自動過昇防止機能、独立過昇防止器、フロートスイッチ |
その他の機能 | RS485通信機能、温度出力端子、警報出力端子、キャリブレーションオフセット機能 |
付属品 | ホースニップル(1/2×φ14)2個 |
内容量 | 13L(液量約10L) |
有効内寸法(幅×奥行×高さ) | 227×150×200mm(間口コーナーR34) |
内寸法(幅×奥行×高さ) | 239×299×200mm |
外寸法(幅×奥行×高さ) | 310×396×607mm |
備考(寸法) | 水槽部高さ307㎜(ゴム脚高さ含む) |
電源容量 |
AC100V
11A
ブレーカ容量 15A |
重さ | 20kg |
価格(税抜) | 399,000円 |
弊社ホームページ上でお客様登録いただけますと通常1年の無償保証が2年間となります。
冷却機構を有しておりませんので、冷媒は充填されておりません。
投込冷却器 BE201との組み合わせで対応可能です。
BH401/501の水槽蓋に切り欠きがついています。
切り欠きを埋めているスライド蓋を開けてBE201のコイルを水槽内に入れてください。
BH401/501には水槽底面にBE201のコイルが水流などで流されないように引っ掛けるための部品【ストッパ】が取り付けてありますので、利用して安定させてください(パチっと止めるような完全固定式ではありませんので、でっぱりに引っ掛ける程度の固定です)。
尚、BH401/501は不凍液には対応しておりませんので、水槽に入れる液体は水道水や蒸留水・RO水などの純度が高くない純水の使用に限られます。
水道水などは設定温度が+10℃以下で運転するとBE201のコイル周りに着氷する可能性がありますので、最低使用温度範囲は+10℃からとなります。
BH401/BH501型は冷却機構を有していないため単体では室温+15℃以上からが制御できる温度となりますが、投げ込み式冷却器BEシリーズとの組み合わせにより室温付近やそれ以下の温度も制御可能となります。
ただし比重による攪拌ポンプへの負荷が大きいことから不凍液の使用は想定しておりませんので、組み合わせて使用する場合は水使用にて10℃以上の設定値でご使用ください。
9℃以下に設定するとBEシリーズの冷却部周りの水が凍り、BH401は設定値に下がるまではヒータへの通電を止めてしまいますので、温度制御を行えなくなります。
10℃より設定値を低く入力できるのは、周囲温度が高めの場合や水温が上がるような試料負荷に対応するために余裕を見た設定値としているからです。
入手いただけます。
部品コード :BH50040010
部品名 :ドレン栓
黒いOリングは別売となっております。
部品コード :4210026020
部品名 :Oリング P12.5バイトン
価格・納期は本体をご購入いただいた際の販売窓口担当者に、上記部品コードと部品名をご連絡の上、見積もりをご依頼ください。
まず必ず全電源を切り電源プラグを抜いた上で、十分にヒータが冷えた事を確認してから下記の手順で行って下さい。
一部揮発性の高い有機溶媒を使用する工程があるため、注釈に従い安全を確保して下さい。
① 本体を排液口側に少し傾斜させ、使用されておりますシリコンオイルを充分時間をかけて排出してください。
② 排液口の内側を細い棒に巻きつけたウエス等でふき取って下さい。その後排液口を閉めて下さい。
③ ウエス等で装置内部の接液面を手の届く範囲でシリコンオイルを充分ふき取って下さい。
④ 換気設備のある場所でIPA(イソピルアルコール)20%程度の溶液をウエス含ませてき取って下さい。
⑤ 背面の短絡様フレキホースを接続し、循環が出来る状態にし、同様の濃度のIPAを装置の槽にいれ装置運転を行い、壁面・ポンプ・配管内部・ヒータ面のオイル分を洗浄し、洗浄後、排液口より排液して下さい。
必要出あれば⑤を数回行って下さい。
⑥ 充分乾燥してください。
⑦ 槽内に中性洗剤を数滴入れ、50度℃のお湯で30分程度の循環運転して、その後排液して下さい。
必要であれば、⑦の作業を繰り返して下さい。
⑧水道水を槽に入れ、循環運転ですすぎ洗いを数回繰り替えして下さい。
あくまでも一例ですので、安全の確保と樹脂パーツに影響を及ぼすような溶解性の高い有機溶媒を使用せずに流路内のシリコーンオイルを洗い流せる方法であれば問題ありません。