吸湿性の高い物質の精密秤量をサポート

温湿度・低露点システム（FCCZ　恒温低湿システム）の特徴

制御環境

温度22～26℃±2℃
相対湿度30%RH以下（湿度は30%以下の成行きとなります。）

吸湿性が高い粉体の秤量時に、より低い湿度でのハンドリングを実現

温湿度環境を制御できていない天秤室では、分析対象の物質に大きな影響を与えます。環境の制御不足により安定した秤量ができず、不安定な分析結果による問題が起こることがあります。このシステムでは槽内を低風量微風速、微陽圧に制御することで、特に吸湿性が高い粉体の秤量時に、より低い湿度でのハンドリングを実現しました。

独自の気流制御機能

独自開発の微風速・低風量制御機能により、チャンバ内を安定した環境に制御します。

飛散しやすい粉体でもハンドリング可能

チャンバ内は微風速に制御されているため、粉体の飛散を抑えます。

制振構造でミクロ領域の秤量が可能

環境制御装置やシャッタの振動を秤量部に伝えない制振構造により、安定したミクロ領域の秤量が可能です。

秤量安定までの待ち時間の負担軽減

精密秤量の精緻な作業や秤量値の安定を待つときなど、カフに腕を置くことができるため作業者の負担を軽減します。