ヒュームフードは安全のため、実験内容、使用薬品に基づき、風量、形状、材質を選定することが重要です。ヤマト科学では標準・風量可変型のほか、形状・用途別にラインアップを揃えています。
有機溶剤中毒予防規則または特定化学物質等障害予防規則に該当する薬品を使用の場合、最小制御風速の規制があります。
それぞれ、専用のヒュームフードを使用。制御風速は全開時で0.5m/s以上が推奨されます。
熱源を使用する場合、通常の風量では、 2,326J/s(2,000Kcal/h)程度まで。 それ以上は別途風量設定が必要です。
機器の設置にはヒュームフードの内部有効寸法及び耐荷重を確認。一般のヒュームフードは、搭載荷重100kg/台。
形状としては一般的な標準型、卓上型、ウォークイン型、低床型などから選定。間口1,200、1,500、1,800mm。 奥行750が基本寸法。
特に酸類の使用で大量消費する場合には、専用タイプを選択します。
有害物質を排気する場合、基準以下で排出できるように排ガス処理装置の設置が必要。また、排水処理の必要があります。
風量コントローラ付ヒュームフード(VAV型)が適しています。
設置地域、条件により、不燃仕様の必要があります。
■ 形状分類(卓上)