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製品情報

製品詳細

ACQUITY UPLC M-Class システム

ACQUITY UPLC M-Class

型式:ACQUITY UPLC M-Class

ACQUITY UPLC M-Class システム(ACQUITY UPLC M-Class)

UltraPerformance Liquid Chromatography system

製品概要

ナノスケールでの正確な分離を実現

ACQUITY UPLC M-Class システム(ACQUITY UPLC M-Class)の特徴

ナノスケールからマイクロスケールまで正確な分離を実現

ACQUITY UPLC M-Class システムは、頑健で信頼性ある高分離を提供する超高圧対応の装置です。
スプリットせずにダイレクト送液可能な送液部により脈流のない送液を実現しており、注入部は拡散と吸着によるサンプル損失を最小限に抑えるように最適化されています。

MS インレットとしてのメリット

ナノスケールからマイクロスケールの LC を使用することで、サンプルと移動相の節約ができるとともに、検出感度が向上します。エエレクトロスプレーイオン化(ESI)質量分析(MS)に最適な流量範囲で送液することで、イオン化効率も向上します。
極めて低濃度なサンプルでも定量と同定を可能にする高い感度を得ることができるため、サンプル量が限られているプロテオミクス、代謝物プロファイリング、代謝産物の同定、薬物動態研究など、幅広いアプリケーションに有用です。

HDX テクノロジーによるタンパク質構造のモニタリング

水素重水素交換(HDX)MS は、低分子医薬品がターゲットタンパク質にどのように結合するかの理解や、エピトープマッピングなど、多くのアプリケーションで利用できます。このテクノロジーでは、溶液中の重水素が生体分子の骨格中のアミド水素と置換し、MS によってこれらの変化を測定することができます。
液相内でのドメイン相互作用、局所的なタンパク質のダイナミクス、リガンド結合、フォールディング、アンフォールディングのモニタリングにより、以下のような詳細なタンパク質構造情報が得られます。

・ エピトープマッピング
・ タンパク質と薬剤の結合
・ タンパク質-タンパク質相互作用
・ 凝集体
・ タンパク質の構造とダイナミクスに対する変異の影響
・ 製剤化による立体構造の変化および安定性試験

2D 分離で分析のダイナミックレンジを拡張

2D(二次元)LC は、タンパク質やペプチドなど複雑なサンプルの分析に伴う課題解決に有効です。
1次元目で分離されたピークを、異なる選択性を持つ2次元目のカラムでトラップすることにより、それぞれの段階のピークキャパシティをより大きくすることが可能です。
2D システムへ拡張することで分離のダイナミックレンジと分離キャパシティの拡張により、タンパク質の同定、定量、シークエンスカバー率が向上します。

2D テクノロジー搭載 ACQUITY UPLC M-Class システムは、非常に直観的なメニュー方式のメソッドのセットアップ、標準化されたカラムケミストリー、インテリジェントなバルブ操作によって合理的に 2D-LC 分離を行うことが可能です。


2D テクノロジー搭載 ACQUITY UPLC M-Class システムでは、2 次元(2D)UPLC を使用することで、複雑なプロテオミクスサンプルのクロマトグラフィー分離が向上します。

主な仕様

仕様


型式 ACQUITY UPLC M-Class
方式 液体クロマトグラフ
外寸法(幅×奥行×高さ) 343×615×869mm
備考(寸法) μBSM:幅 343mm / 奥行き 615mm / 高さ 238mm、μSM FL:幅 343mm / 奥行き 615mm / 高さ 271mm、TVM:幅 343mm / 奥行き 615mm / 高さ 165mm、TUV検出器:幅 343mm / 奥行き 615mm / 高さ 195mm、*溶媒トレイ含まず
電源容量 AC100V 10.95A
BSM:360VA、SM FTN:400VA、CH-A:NA、TUV検出器:185VA
重さ 79.9kg
備考(重さ) μBSM:25.9Kg、μSM FL:25.9Kg、TVM:幅 15.9Kg、TUV検出器:12Kg、*溶媒トレイ含まず