製品情報
わずか数µLのサンプルで100MDaの超高分子の質量を直接測定
これまで測定できなかった巨大分子の質量を実測可能な電荷検出質量分析
CDMSは、Charge Detection Mass Spectrometer(電荷検出質量分析計)の略で、個々のイオンを分離し、m/zと電荷の両方を同時に取り込むことで分子の真の質量を比類のない精度で計算することができます。
従来の質量分析技術では対応できなかった大きく不均一な分子種、例えばウイルスやタンパク質複合体といった高質量分子(分子量が100MDa以上)でも直接かつ高精度に測定することができます。
Xevo CDMSは、次世代治療薬および構造生物学などに携わる研究者が、より迅速に、より正確に、より深く分子を理解するための大きな推進力となります。

下の図は、CDMSによるAAVの特性評価の例です。
正確な質量によって、カプシドのサブポピュレーションが分離、識別されています。
ピーク面積比によって、空粒子、部分粒子、完全粒子を定量することができます。2Dチャージとm/zプロットにより、さらに明確な評価が可能です。

静電リニアイオントラップ(ELIT)は、Xevo CDMSのコアテクノロジーです。
個々の粒子を分離・測定し、各粒子のm/zと電荷を取得し、真の質量を直接算出します。
従来の質量分析とは異なり、電荷数を正確に決定します。

大量のサンプル、長い分析時間、不十分な特異性など、従来の特性解析法にはいくつかの課題がありました。
Xevo CDMSは、これらの制限を克服しました。わずか数µLのサンプルで、100MDa超の巨大分子であっても直接測定します。合理化されたワークフロー、高速な結果取得、実用的な精度により、Xevo CDMSは、従来のツールでは実現できない情報を提供し、高度な生体分子研究における強力な補完手段となります。
