製品情報
1〜1,000nmのタンパク質・高分子・ナノ粒子を高分解能でスマート分離
研究・開発・品質管理 あらゆる分野のニーズに応える堅牢なFFF(フィールドフローフラクショネーション)
FFF(フィールドフローフラクショネーション)は、固定相の代わりにチャネルを使用し、タンパク質などの高分子やナノ粒子を流体力学的サイズによって分離する手法です。FFFはカラムを使わないため、SEC(サイズ排除クロマトグラフィー)では分離が難しい大きな粒子や複雑な形状のサンプル、凝集しやすいサンプルの分離分析に特に優れています。
FFF-MALSとしてMALS(多角度光散乱検出器)と連携させることで、絶対分子量や分子サイズの測定、電場ユニットを使用してゼータ電位の測定も可能です。
Eclipseは、感度、再現性、機能性、操作性において従来の装置よりも大幅に進歩した最先端のFFFシステムです。

優れた調整能力は、FFFの利点の1つです。
流量を変えるだけで、単一の分離チャネルを用いて、分子、粒子、エマルジョンなどを含む複雑なサンプルを、あらゆるサイズ範囲にわたって分離することができます。ほとんどの分析アプリケーションに適用可能なショートチャネルの他、ポリマーに適したロングチャネル、凝集しやすいサンプルに最適なディスパージョンインレットチャネル、セミ分取チャネル、サイズと電荷によるEAF4分離用のMobilityチャネルをラインアップしています。これらのチャネルは、いずれも頑健で優れた再現性を示すように設計されています。

VISIONは、FFF-MALSシステムのシステム制御から、分析メソッドの作成、最適化、実行、記録に至るまでを担うインターフェースソフトウェアです。
VISIONは、シミュレーションによりメソッド開発と最適化を行うための VISION DESIGNと、メソッドを実行するためのVISION RUNという2つのモジュールで構成されています。
VISION DESIGNは、FFFの分離理論に基づいたシミュレーションを行い、分離パターンを予測します。これにより、メソッド開発と条件の最適化にかかる時間と労力を大幅に削減することができます。作成したメソッドは、クリックするだけでVISION RUNに転送されます。
VISION RUNは、メソッドを実行するための装置制御を行います。ポンプ、オートサンプラーなどの各モジュールをシームレスに稼働させ、流速、電場、UVデータの取得を行います。ダッシュボード上でリアルタイムに機器の状態を確認でき、なにか異常が検知された際には、トラブルシューティングガイダンスが対処法を表示します。
DCMは、チャネルフローの上部部分を分割し、サンプルが含まれない部分の溶媒を除去することにより、検出器での試料濃度を高めます。その際、サンプルの損失や分解能の低下を引き起こすこともありません。

Mobilityチャネル(内部に電極を追加した特殊なFFF分離チャネル)を使用することで、EAF4(電荷非対称フローフィールドフローフラクショネーション)が実現します。EAF4では、粒子を大きさだけではなく、形状、電荷に基づいて分離することができます。電荷の分析および制御は、バイオ医薬品の安定性と品質を保つための特性解析や基礎研究における材料特性の評価において重要な要素です。Mobilityでは、サンプルを損傷することなく分子量やサイズ分布を評価することが可能です。
