製品情報
商品コード:CL-BP-BIOX-G3-PB
型式:BIO X™ Gen 3
細胞生物学、組織工学、生物医学研究者のための 第3世代バイオ3Dプリンタ
BIO Xは、比類のないバイオプリンティング体験を提供する、世界で最も使いやすく柔軟性に優れたバイオプリンターです。
大型のタッチスクリーンディスプレイと新たに開発されたBIO X専用ソフトウェアを搭載し、直感的な操作性と高い効率性を実現。
短期間で習得でき、求める成果を確実に得ることが可能です。
● 細胞生存率の向上を実現
特許取得済みのクリーンチャンバー技術(UV殺菌およびHEPAフィルター内蔵)により、バイオセーフティキャビネットと同等の無菌環境をベンチトップサイズで提供します。
● インテリジェントプリントヘッドで柔軟な対応
優れた温度コントロール機能を備えたプリントヘッドにより、BIO Xは最高レベルの柔軟性と互換性を提供します。
温度に敏感なマテリアルを正確に制御し、理想的な条件でプリントが可能。
さらに、交換可能なヘッドによる拡張性により、研究の自由度が高まり、成果の最大化につながります。
● オープンプラットフォームで多様なバイオマテリアルに対応
BIO Xは、幅広いバイオマテリアルに対応し、ほぼすべての材料で使用可能です。
この柔軟性により、最先端の科学的ブレークスルーを支える業界リーダーたちに選ばれています。
● 最新ソフトウェア「DNA Studio 4」に対応
第3世代BIO Xは、最新のバイオプリンティングソフトウェア「DNA Studio 4」をフル活用できます。
直感的な操作性と強力な機能を兼ね備え、研究の新たなステージへの進化をサポートします。
● 3次元細胞培養
3次元細胞培養は、2次元培養に比べ、多細胞コンストラクトの正確な幾何学的配置により、生体の3次元構造をより忠実に再現できます。
BIO Xなどの押出積層式バイオプリンタは、3次元細胞培養システムの設計において、細胞や生体材料の形状や空間配置を精密に制御できるため、高い柔軟性を提供します。
● Organ-on-a-chip(生体機能チップ)
バイオプリンティングとマイクロ流体工学の融合により、個別に設計された臓器オンチップモデルの開発が可能となり、将来的には薬剤試験の多くを代替する可能性があります。
BIO XとVasKit灌流システムなどのマイクロ流体システムを組み合わせることで、より複雑な臓器チップモデルが作製可能になります。
また、マルチプリントヘッド技術を活用することで、組織の空間的不均質性を再現し、ワンステップでの製造が可能となります。
● 組織モデルと組織工学
BIO Xは、最大3つのプリントヘッドを搭載し、複数のマテリアルや細胞を用いた3Dバイオプリントを実現。
組織工学の分野において、より高度な構造の作製が可能となり、研究の可能性が無限に広がります。
● ドラッグデリバリー
バイオプリンタは、細胞のプリントだけでなく、ハイドロゲルを用いた薬物カプセル化や徐放技術にも活用できます。
BIO Xは、さまざまなハイドロゲルに対応するプリントヘッドを備え、薬物や生理活性物質をハイドロゲルに混合し、大型パッチやミクロンサイズのビーズなど、多様な形状でプリントすることが可能です。
● ソフトロボティクス
バイオハイブリッドソフトロボティクスは、マテリアルサイエンス、バイオメカニクス、センシング技術、細胞工学を組み合わせた新たな研究分野です。
3Dバイオプリンティングを活用することで、正確な幾何学的形状と細胞種の空間的パターニングを備えた系を作製できます。
さらに、高度なナノ材料やバイオセンサーと組み合わせることで、より多様な機能や制御が可能となります。
商品コード | CL-BP-BIOX-G3-PB |
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型式 | BIO X™ Gen 3 |
外寸法(幅×奥行×高さ) | 440×355×480mm |
電源容量 |
100~240V
50/60 Hz、600W |
重さ | 17kg |
最大造形寸法 | 130 x 90 x 70(mm) |
対応プレート | マルチウェルプレート、ペトリ皿、スライドガラス |
造形解像度 | 1μm |
レイヤー解像度 | 1μm |
プリントヘッド(スロット数) | 3(ヘッド温度範囲 5~60℃) ※冷却/加熱プリントヘッド利用可能 |
光硬化光源 | 365, 405, 485, 520(nm) |