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製品情報

製品詳細

CDA-1000B

測定原理

重ね合わせグラフ

CDA-1000リアルタイム表示

CDA-1000測定結果

<酵母>分裂酵母

<精子>ウシ

<培養細胞>CHO-K1

<藻類>クロレラ

<細菌>大腸菌

CDA-1000測定結果

CDA-1000B測定結果

製品概要

コンパクトで高性能を実現したセルカウンター。粒子の個数や粒度分布が、簡単操作で測定できます。

自動細胞計数装置(CDA-1000B)の特徴

測定原理(電気的検知帯方式)

アパチャー(細孔)を挟んで+電極と一電極を配置し、電極間を電解質溶液で満たすと電流が流れます。
電解質溶液に粒子を浮遊させて溶液を吸引すると粒子が細孔を通過します。溶液と粒子の電気伝導度には差があり、粒子が細孔を通過すると電気の通り道を塞ぐため、電極間の電気抵抗に変化を生じます。
この変化によって生ずる電気信号(パルス信号)の高さと数から、体積、粒子径、個数を計測します。

広いダイナミックレンジと豊富な解析機能で、様々な細胞・粒子の計測に活用できます。

■小さな粒子を測定可能
 酵母や藻類、細菌など、従来は測定が難しかった小さな粒子を想定できます。

■測定対象は多種多彩
 血球、培養細胞、酵母、藻類、花粉、精子、細菌、古細菌など。

■安心の日本製
 分かりやすい日本語表示で誰にでも簡単に操作できます。アフターサービスも迅速かつ的確な対応が可能です。

■レンジの切り替えなし
ワイドなダイナミックレンジ1:30(粒子径)を実現し、1つのアパチャーで細孔径の2~60%まで測定できます。
粒子径測定ならレンジ切り替えなしで全範囲(100μmアパチャーの測定範囲:2~60μm)を一度に測定可能です。

・対応粒子径

アパチャー測定範囲(最大)
25μm (オプション)0.5~15μm
50μm (オプション)1~30μm
100μm (標準)2~60μm
200μm (オプション)4~120μm

簡単操作 CDA-1000B



・ 装置単体で測定(カラー液晶タッチパネル)
・ 感熱紙印刷
※データ記憶機能なし。CDA-1000へのバージョンアップ可能


主な仕様

仕様


型式 CDA-1000B
外寸法(幅×奥行×高さ) 250×390×370mm
電源容量 AC100V±10V
消費電力(50Hz/60Hz)120VA以下
重さ 17.5kg
測定原理 電気的検知帯法
測定範囲(最大) 2~60μm (100μmアパチャー) 〈標準〉
0.5~15μm (25μmアパチャー) 〈オプション〉
1~30μm (50μmアパチャー) 〈オプション〉
4~120μm (200μmアパチャー) 〈オプション〉
測定モード 測定 : 定量,トータルカウント
X軸 : 粒子径,体積
表示項目(粒子径・体積 共通) カウント数(個)、オーバーカウント数(個)、粒子濃度(/mL,/μL)、分析容量(/μL)、希釈倍率(倍)、L.ディスクリ、U.ディスクリ
表示項目(粒子径測定) 平均粒子径(μm)、モード径(μm)、50%積算分径
表示項目(体積測定) 平均体積(fL)、モード体積(fL)
グラフ表示 粒度分布
その他 感熱紙プリンタ内蔵、CDA-1000へのバージョンアップ可能