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製品情報

製品詳細

多検体ナノ粒子径測定システム

nanoSAQLA

型式:nanoSAQLA

オートサンプラ(AS50)使用時

多検体ナノ粒子径測定システム(nanoSAQLA)

Multi-Sample Nanoparticle Size Measurement System

  • 多検体ナノ粒子径測定システム(nanoSAQLA)

製品概要

ヤマト科学によるデモ対応可能!
希薄から濃厚系までナノ粒子の粒子径を標準測定時間1分で高速測定

多検体ナノ粒子径測定システム(nanoSAQLA)の特徴

製品概要

nanoSAQLA(ナノサクラ)は動的光散乱法(Dynamic Light Scattering、DLS)で粒子径分布が得られる装置です。溶液中でブラウン運動している粒子にレーザを照射したときに得られる散乱光の揺らぎから粒子径を求めることが可能です。界面化学・無機物・ライフサイエンス・半導体・高分子・生物・薬学・医学分野などの基礎研究、応用研究に最適です。

1台で手軽に5検体連続測定

・オートサンプラーなしでは難しかった複数検体(5検体)の連続測定を実現しました。各検体の条件を変えて測定することも可能です。
・非浸漬型のセルブロック内蔵で分注なしのコンタミレス:各セルが独立しているためコンタミの心配がありません。

特徴

・濃厚系から希薄系サンプルまで最適な測定位置を自動調整し約1分の高速測定を実現。
・かんたん測定機能搭載 (1クリックで測定開始):複雑な操作は一切なし、シンプルでわかりやすいソフト
・温度グラジエント機能搭載:0~90°まで温度調整可能



nanoSAQLAとオートサンプラ AS50の組み合わせで、最大50検体まで連続自動測定が可能

1検体の測定時間は約1分と高速で、さらに測定中にサンプルを追加できるため手軽かつ作業の時短に最適な装置です。
セルは有機溶媒に対応のガラスディスポーザブルセルを使用することができます。

型式 オートサンプラ AS50
測定範囲3nm ~ 10μm
濃度範囲0.001 ~ 40%
温度範囲15 ~ 40℃
連続測定最大50検体
サンプル容量ASセル0.4mL~
サイズW240 × D480 × H275 mm
(nanoSAQLA+AS50:W480 × D480 × H375 mm)
重量 12 kg
(nanoSAQLA+AS50:30kg)

オートサンプラ(AS50)使用時

測定例

・アルミナ粒子:溶媒違いの5検体連続測定
・温度グラジエント機能を使った牛血清アルブミン(BSA)の粒子径の温度依存性
・0.6nmのチアミンの粒子径評価

主な仕様

仕様


型式 nanoSAQLA
測定原理 動的光散乱法(光子相関法)
光源 高出力半導体レーザー(660nm、70mW) *1
検出器 高感度APD
連続測定 最大5検体
測定範囲 0.6nm ~ 10μm
濃度範囲 0.00001 ~ 40% *2
温度範囲 0 ~ 90℃ (温度グラジエント機能あり) *3
サンプル容量 角セル:1.2mL~、微量セル:20μL~
外寸法(幅×奥行×高さ) 240×480×375mm
電源容量 AC 100~240V 250VA
(50/60Hz)
重さ 18kg
ソフトウェア 平均粒子径解析 (キュムラント法)
粒子径分布解析 (Marquardt法/Contin法/NNLS/Unimodal法)
粒度分布重ね書き
逆相関関数・残差プロット
粒子径モニター
粒子径表示範囲 (0.1 ~ 106nm)
分子量計算機能
21 CFR Part11対応 *4
オプション 微量セル(20μLから対応)、蛍光カットフィルター
価格(税抜) 5,500,000円~

備考
*1 本装置はレーザーに関する安全基準 (JIS C6802)のクラス1に区分される製品です。
*2 PS Latex粒子:0.00001 ~ 10%、タウロコール酸:~40%
*3 パッチセルホルダーでカラスセルを使用する場合。5連セルホルダーやディスポセルを使用する場合は 15 ~ 40℃
*4 オプションです。