製品情報
型式:nanoSAQLA
Multi-Sample Nanoparticle Size Measurement System
ヤマト科学によるデモ対応可能!
希薄から濃厚系までナノ粒子の粒子径を標準測定時間1分で高速測定
nanoSAQLA(ナノサクラ)は動的光散乱法(Dynamic Light Scattering、DLS)で粒子径分布が得られる装置です。溶液中でブラウン運動している粒子にレーザを照射したときに得られる散乱光の揺らぎから粒子径を求めることが可能です。界面化学・無機物・ライフサイエンス・半導体・高分子・生物・薬学・医学分野などの基礎研究、応用研究に最適です。
・オートサンプラーなしでは難しかった複数検体(5検体)の連続測定を実現しました。各検体の条件を変えて測定することも可能です。
・非浸漬型のセルブロック内蔵で分注なしのコンタミレス:各セルが独立しているためコンタミの心配がありません。
・濃厚系から希薄系サンプルまで最適な測定位置を自動調整し約1分の高速測定を実現。
・かんたん測定機能搭載 (1クリックで測定開始):複雑な操作は一切なし、シンプルでわかりやすいソフト
・温度グラジエント機能搭載:0~90°まで温度調整可能
1検体の測定時間は約1分と高速で、さらに測定中にサンプルを追加できるため手軽かつ作業の時短に最適な装置です。
セルは有機溶媒に対応のガラスディスポーザブルセルを使用することができます。
| ![]() オートサンプラ(AS50)使用時 |
・アルミナ粒子:溶媒違いの5検体連続測定
・温度グラジエント機能を使った牛血清アルブミン(BSA)の粒子径の温度依存性
・0.6nmのチアミンの粒子径評価
型式 | nanoSAQLA |
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測定原理 | 動的光散乱法(光子相関法) |
光源 | 高出力半導体レーザー(660nm、70mW) *1 |
検出器 | 高感度APD |
連続測定 | 最大5検体 |
測定範囲 | 0.6nm ~ 10μm |
濃度範囲 | 0.00001 ~ 40% *2 |
温度範囲 | 0 ~ 90℃ (温度グラジエント機能あり) *3 |
サンプル容量 | 角セル:1.2mL~、微量セル:20μL~ |
外寸法(幅×奥行×高さ) | 240×480×375mm |
電源容量 |
AC 100~240V
250VA
(50/60Hz) |
重さ | 18kg |
ソフトウェア | 平均粒子径解析 (キュムラント法) 粒子径分布解析 (Marquardt法/Contin法/NNLS/Unimodal法) 粒度分布重ね書き 逆相関関数・残差プロット 粒子径モニター 粒子径表示範囲 (0.1 ~ 106nm) 分子量計算機能 21 CFR Part11対応 *4 |
オプション | 微量セル(20μLから対応)、蛍光カットフィルター |
価格(税抜) | 5,500,000円~ |