資源の有効利用や環境汚染の防止を目的として、プラスチック製品のリサイクルへの取り組みが国内外で活発になっています。リサイクルの工程を経たプラスチック製品は、不純物の混入、分子量の変化、結晶構造の違いなどにより、元々のプラスチック材料と性質が変わることが懸念されています。熱分析ではプラスチック製品のガラス転移温度、融解温度、結晶化温度、熱分解温度などを知ることができ、最終製品に適した材料の選定、加工温度条件の検討などが可能です。
本セミナーでは、リサイクルPETとバージンPETの混合割合が異なる3種類のPET成形品をDSCおよび試料観察TG測定により熱物性の違いを評価した測定例や、融解熱量からリサイクル材料の混合割合を評価した測定例を紹介します。
また、リモートワークによって注目度が高まっている自動測定・自動解析についても紹介します。
WEBセミナー終了後には「オンライン個別相談」(事前予約制)の時間も設けております。熱分析における日頃の測定や解析でお困りの方や熱分析の原理や装置について質問がある方は、この機会に是非、ご活用ください。
開催日時 | 2021年6月23日(水) Webセミナー 13:00~14:00 個別相談会 14:00~14:30 |
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会場 | Webセミナー(ライブ配信) ※Cisco社のWebex Eventsを利用しての配信となります。 個別相談会:オンライン会議 ※Microsoft Teamsでの接続となります。 |
主催 | 株式会社日立ハイテクサイエンス |
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