製品情報
商品コード:242455
型式:PK600-1
水分や腐食性ガスを含むバキュームに最適
ルーツ構造の小型ドライポンプです。
腐食性ガスにも対応出来るガスケット(特殊フッ素シール)を標準装備しています。
ガスバラスト機構の標準装備により、水蒸気排気性能は向上しています。 (N2バラストはオプション)
ポンピング部分の非接触構造により、クリーンな真空環境と性能劣化の心配がありません。
小排気量~大排気量までラインアップし半導体からバイオまで様々な分野での使用が可能です。
1000L/min以上のポンプもご提案可能です。
商品コード | 242455 |
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型式 | PK600-1 |
方式 | 非接触ルーツ多段式 |
最大排気速度 | 600L/min ※1 |
到達圧力(ガスバラスト閉時) | 10Pa |
到達圧力(ガスバラスト開時) | 15Pa |
最大水蒸気処理量 | 350g/h ※2 |
付属品 | サイレンサー、電源ケーブル(2m)、ガスバラスト弁、特殊フッ素シール |
接続口径( 吸気口/排気口) | NW40/NW25 |
外寸法(幅×奥行×高さ) | 298×475×275mm |
電源容量 |
100V
定格出力:0.75kw |
重さ | 54kg |
価格(税抜) | 1,208,000円 |
水が抜ける構造にはなっていません。
水が溜まったままに致しますと錆による故障の恐れがありますので、使用後はすぐに吸気側の配管を外していただき、ガスバラストを開いて約1時間運転して下さい。
水蒸気の多いガスを吸引する場合は予防策として必ずガスバラストを開き、効率良く排出する為に使用前に約1時間暖機運転を行って下さい。
また使用後も残留した水蒸気を抜く為、ガスバラストを開いたままで約1時間運転を行って下さい。
詳細は取扱説明書に記載がございます。
ドレインはありません。
潤滑油が入っているギア部分は密閉構造で、規定量より少なくなりましたら足して戴く形となります。
尚、潤滑油の減少はオーバーホール推奨時期より前に発生することは稀であり、オーバーホールの時期を過ぎているか何らかの不具合が生じている可能性があります。
潤滑油が減少する状態になってしまうと、潤滑油を足してもまたすぐに減ったりオイルミストが排出されるような状況になる可能性が高いため、早い段階でご購入いただいた販売窓口担当者にオーバーホールをご依頼ください。
樫山工業(株)の潤滑油で、アルキル置換ジフェニルエーテルを主成分とした高温用潤滑油となります。
下記をご確認ください。
◆外装カバーに接触物がある場合は、取り除いてください。
◆外装カバーの取り付けビスが緩んでいないか確認し、緩んでいたら締め付けてください。
◆吸排気用フレキシブルホースが共振しているようでしたら、接続部のクランプなどをしっかり固定してみてください。
以上をご確認いただき復旧しない場合は故障の可能性があります。
ご購入いただいた販売窓口担当者または弊社WEBサイト お問い合わせお申し込みフォームに点検・修理をご依頼ください。
用途により以下のオーバーホール実施期間を推奨いたしております。
オーバーホール推奨実施期間 | 用途例 |
1~2年ごと (ガスバラスト使用時) |
凝縮性ガス(水蒸気・溶剤の混入ガス)排気用途 |
3年ごと | クリーンガス(N2ガス・乾燥した空気)排気用途 |
ポンプの使用状況に応じて、オーバーホール推奨期間は変化いたします。
また吸引する溶剤などが反応性または腐食性強い場合は、1年以内でのオーバーホールが必要となることがあります。
過電圧保護機能が働いています。
まずは給電している電源の電圧が上昇していないか、建屋側のコンセントやブレーカーの電圧をテスターで確認してください。
排気口側の配管が詰まっているか配管を外して点検し、異物が詰まっていたら取り除いてください。
詰まっていなければ分解点検が必要ですので、ご購入いただいた販売窓口担当者か弊社WEBサイト お問い合わせお申し込みフォームにご連絡の上、ご依頼ください。
ポンプの温度が上昇しています。
周囲温度が使用環境温度の30℃を超えている場合は、30℃以下になるよう空調などで対処してください。
使用環境温度を超えていない場合は冷却ファンが停止している可能性がありますので、電装系の点検・修理が必要です。
ご購入いただいた販売窓口担当者または弊社WEBサイト お問い合わせお申し込みフォームへ、点検・修理をご依頼ください。
電源電圧異常が働いています。
まずは給電している電源の電圧がポンプの取扱説明書に掲載されている使用表から電圧と許容電圧変動をご確認いただき、規定値に対して給電側の電圧が不足していないか、建屋側のコンセントやブレーカーの電圧をテスターで確認してください。
回転数が低下しています。
まずは排気口側配管が詰まっていないかご確認ください。
排気口側配管が詰まっていなければポンプ内部に異物侵入の可能性がありますので、ポンプの分解点検が必要です。
ご購入いただいた販売窓口担当者または弊社WEBサイト お問い合わせお申し込みフォームへ、点検・修理をご依頼ください。