製品情報
商品コード:300010
型式:PAS-110-YU
どこでも、そこが、「実験室」。手のひらサイズ。あなただけの吸光度計。
ピコエクスプローラーはSOT(Silicone Optical Technology)*を搭載した吸光度計です。シリコン樹脂(PDMS)製の光学系で小型・軽量化を実現。
*SOTは、ウシオ電機と九州大学の共同開発技術です。≫ SOT技術の詳細ページはこちら(ウシオ電機)
濃度測定を気軽に、ピコエクスプローラーで。400~660nmの波長で、可視光測定はおまかせ。もちろんタンパク質、濁度測定など測定アプリケーションも充実。
サンプル作成から、一歩も動かず測定へ。蓋の閉まるPCRチューブ(容量:0.2mL、キャップ形状:フラット型)を使うから、サンプル量を節約できて、廃棄もカンタン。
測定結果や検量線グラフは、スマホ/タブレットで表示。生データ(吸光度、濃度、強度)はパソコンにExcel形式で出力でき、データ加工もラクラク。
・細菌の濁度測定
・タンパク質の定量(BCA法、Bradford法)
・抗酸化活性測定
・アミノ酸の測定(ニンヒドリン法)
・グルコースの定量
・環境水分析
・重金属の分析
・教育機関での授業・実習(吸光度測定)⇒ 詳細はこちら
⇒ 教育機関での実例(外部サイト)
菌濁度測定は、3ステップで簡単測定! ⇒ 詳細はこちら
タイトル (クリックでPDFファイルが開きます) | キーワード |
ナフチルエチレンジアミン法による亜硝酸イオンの測定 | 水質分析 / 亜硝酸イオン / JIS K 0102 / ナフチルエチレンジアミン法 |
大腸菌(DH5α、BL21)の濁度測定 | 大腸菌 / 菌濁度 / OD / 食品 / 化粧品 / 生物 |
大腸菌(NBRC 106373)の濁度測定 | 大腸菌 / 菌濁度 / OD / 食品 / 化粧品 / 生物 |
黄色ブドウ球菌の濁度測定 | 黄色ブドウ球菌 / 菌濁度 / OD / 食品 / 化粧品 / 生物 |
乳酸菌の濁度測定 | 乳酸菌 / 菌濁度 / OD / 食品 / 飲料 / 化粧品 / 生物 |
酵母の濁度測定 | 酵母 / 菌濁度 / OD / 食品 / 清酒 / ワイン / 化粧品 / 生物 |
細菌培養液の濁度測定(一滴吸光度計、従来型吸光度計との比較) | 菌濁度 / OD / 食品 / 化粧品 / 生物 |
POD検出法によるピロリン酸の測定 | ピロリン酸 / 核酸 / 酵素 / POD検出法 / 生化学 / 臨床化学 |
抗酸化活性測定(DPPHラジカル消去法) | 食品 / 飲料 / 抗酸化活性 / トロロックス / DPPHラジカル消去法 |
ニンヒドリン法によるアミノ酸(グルタミン酸)の測定 | 食品 / 飲料 / グルタミン酸 / ニンヒドリン法 |
グルコース量(還元糖濃度)の定量 | 食品 / 飲料 / 稲わら / グルコース |
清酒中グルコース量の定量 | 食品 / 飲料 / 清酒 / グルコース / ムタローゼ・GOD法 |
タンパク質定量(Bradford法) | 食品 / 生物 / タンパク質 / Bradford法 |
タンパク質定量(BCA 法) | 食品 / 生物 / タンパク質 / BCA法 |
水耕栽培液の分析(NO3-、PO43-、Mg2+、Ca2+、K+) | 水耕野菜 / 肥料 / 簡易分析 / 水質検査キット |
鉄(2価+3価)イオンの測定 | 水質分析 / 鉄イオン / JIS K 0102 / o-フェナントロリン比色法 |
シアン化物イオンの測定 | 水質分析 / シアン化物イオン / 4-ピリジンカルボン酸比色法 |
金ナノ粒子溶液の測定 | 金ナノ粒子 / カイネティクスモード(連続自動測定機能) |
VHH抗体による3量体Spikeタンパク質の捕捉とポータブル吸光度計による簡易検出 | VHH抗体 / 3量体Spikeタンパク質 |
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商品コード | 300010 |
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型式 | PAS-110-YU |
表示言語 | 日本語/英語/中国語 |
測定:サンプル数 | 1本 |
測定:時間(測定開始から結果出力まで) | 1秒 |
測定:吸光度範囲 | 0.02~(ゲンチアナバイオレット希釈液) |
センサ部:光源 | 白色LED |
センサ部:検出部:カラーセンサ Red | 最大感度波長 615nm 、波長域 575-660nm |
センサ部:検出部:カラーセンサ Green | 最大感度波長 530nm 、波長域 455-630nm |
センサ部:検出部:カラーセンサ Blue | 最大感度波長 460nm 、波長域 400-540nm |
対応スマートフォン・タブレット | Android5.0 - 11、 iOS 9.1 以降 |
対応PCR チューブ | キャップ形状:フラット型 容量:0.2mL |
最小サンプル量 | 30μL |
電源容量 | 単4電池× 3本 |
外寸法(幅×奥行×高さ) | 150×70×30mm |
重さ | 0.2kg |
価格(税抜) | 98,000円 |
吸光度範囲の下限は0.02です。(ゲンチアナバイオレット希釈液で確認)
吸光度範囲の上限は、試料に依存しますが、例えば「ゲンチアナバイオレット希釈液」では0.02-0.7程度の範囲で直線を保つことができます。
試料により吸光度1程度まで測定可能です。
400~660nmの可視光域です。
特定波長を指定し測定する機能は搭載しておりません。3つのカラーセンサで同時受光し、それぞれの結果を表示します。
Blue:400~540nm(最大感度波長460nm)、Green:455~630nm(最大感度波長530nmm)、Red:575~660nm(最大感度波長615nm)
白色LEDです。
最小サンプル量は30μlです。
単4アルカリ乾電池3本で動作します。連続使用で約5時間測定可能です。
なお、Bluetooth接続の状態で操作アプリ画面の右上に電池残量が表示されます。
乾電池を使用せず、一般的なmicro USBケーブル(micro Bタイプ)で給電しながら測定することが可能です。
その場合、本体の動作表示灯は常時点滅となります。(乾電池の場合は点灯)
PiCOEXPLORER単体での測定はできません。
タブレット/スマホに操作アプリをダウンロードし、Bluetooth通信で測定します。
パソコンでPiCOEXPLORERを制御・測定することはできません。
タブレット/スマホに保存された測定結果(吸光度、強度、濃度値の生データ)を、パソコンに出力することはできます(形式:CSVファイル)。
Android:5.0-11、iOS:9.1以降です。
市販のフラットキャップ型、容量0.2mlのPCRチューブで測定が可能です。
透明度が高いものをお勧めします。※
メーカーによりキャップ形状や透明度に差がある為、一連の測定(検量線作成時、未知試料測定時)はメーカーの型式を揃えてください。
※透明度が低い場合、チューブが入射光を吸収するため正しい吸光度を測定できない場合があります。色がついているチューブはお勧めしません。
防水仕様ではありません。
測定事例はこちらをご覧ください。
タンパク質(BCA法、Bradford法)、大腸菌の濁度、亜硝酸イオン(JIS法)、アミノ酸(グルタミン酸、ニンヒドリン法)、グルコース(還元糖濃度)の測定実績があります。
400nm~660nmの波長範囲の光を吸収する物質は測定できる可能性があります。
iOS版はAppストアから、Android版はGoogle Playから無料で入手可能です。
検索ボックスで「PAS110」を検索して下さい。
接続自体は1台のPiCOEXPLORERと1台のタブレット/スマホ(1対1)です。
1台のPiCOEXPLORERに対し、複数台のタプレット/スマホを都度切り替えて接続し、操作することは可能です。
Android版アプリとiOS版アプリで操作方法が異なります。
詳細は取扱説明書「測定方法:保存データ(CSVファイル)出力」をご参考ください。
吸光度値の換算は可能です。手順は次の通りです。
1.同じ検量線溶液を用いて、現在ご使用中の分光光度計とPiCOEXPLORERの両方で検量線を作成します。
2.分光光度計(検量線y=ax+b)とPiCOEXPLORER(検量線y=a'x+b')の検量線の傾き(aとa')から補正値(a/a')を求めます。
3.未知試料をPiCOEXPLORERで測定し、その吸光度に補正値を積算することで、分光光度計の吸光度に換算することが出来ます。(操作アプリでは、吸光度倍率の設定(補正値の設定)が可能です。)
なお、吸光度は機器に依存するため(機器により吸光度値は異なるため)補正値はすべての機器で共通ではありません。
検量線や定量値はCSVファイルとして保存されます。
保存できるデータ量は使用するタブレット/スマホの容量に依存します。
正確な定量結果を必要とする場合には、毎回検量線を作成後に未知試料を測定することを推奨します。
操作アプリの仕様上は、保存した検量線を呼び出し、その検量線を用いて未知試料を定量することも可能です。(検量線は複数保存することができます。)
検量線作成の頻度はお客様のご判断でお決めください。
製品の保証期間は1年間です。
なお、寿命評価データでは、高温高湿・低温環境下で1000時間点灯させ故障ゼロ、維持率は1000時間使用で相対強度95%以上(参考値)です。
有機溶剤で拭かないでください。
電池ふたを完全に閉め、きれいな柔らかい布などに中性洗剤を薄めた水を含ませて軽く拭き取った後、乾いたきれいな柔らかい布などで水分を拭き取って下さい。
有機溶剤で拭かないでください。
光学ユニットは硬い布などで拭くと傷がつき正しく測定ができなくなります。
きれいな柔らかい布や綿棒などを使い、汚れを拭き取ってください。
縦向きでご使用頂く操作アプリです。横向き表示には対応しておりません。
できません。
DNAの濃度測定を吸光度で行う場合、260nmの紫外域波長が必要となりますが、PiCOEXPLORERは400~660nmの可視光域までしか対応しておりません。
紫外域波長に対応したレシオビーム分光光度計 U-5100をご選定ください。
吸光度測定における検量線とは、検量線溶液(測定対象成分の濃度が分かっている溶液)と、それを測定した吸光度値の関係をグラフ化したもので、通常は直線関係になります。作成した検量線と、未知試料の吸光度値から、未知試料の濃度を算出することができます。