実験動物床敷廃棄を目的としたクラスⅠの封じ込めキャビネット

動物用床敷処理キャビネット（NU-607-400D）の特徴

実験動物床敷廃棄を目的としたクラスⅠの封じ込めキャビネット

NU-607は、アレルゲンおよび低～中程度の危険物質を取り扱う研究者に対して、感染症への曝露リスクを最小限に抑えることができます。NU-607は、ケージの洗浄および床敷の取り扱いなど不快な作業をより簡単に、より安全に、効率的に行えます。

移動が容易

1. ロックブレーキ付きの頑丈なキャスタを採用しています。
2. キャビネットの両サイドに持ち手があり、容易に所定の位置に移動できます。
3. 廃棄物容器（83L）は、容器がいっぱいでも独自のキャスタを持っているため、キャビネットの移動が可能です。

制御された気流

●均一な気流バリアにより作業員を保護します。
●作業開口高は350mmです。
●0.5m/sの流入風速によってフード内部の汚染物質が実験室内に流出することを防ぎます。

優れた視認性

●キャビネット前面はポリカーボネート、側面は透明アクリルを採用し、視認性に優れています。
●キャビネット外部に蛍光灯を標準装備しており、作業時に手元が明るく作業性に優れています。
●開口部どこからでも容易に作業面へのアクセスが可能です。

エアフローモニタを装備

●エアフローモニタは、作業開口部からの十分な通気が確保されていることをお知らせします。
●気流が設定値を下回った場合アラームにより作業者に警告します。

より効率よく捕集

●研究室からキャビネット内に入った空気は、3種類のフィルタを通して庫内が負圧となるように設計されています。
●プレフィルタは、HEPAフィルタの寿命を延ばします。
●HEPAフィルタは粒子状物質を99.99％除去します。
●吸着剤である活性炭フィルタはHEPAフィルタの下流（キャビネットの背面上部）に装備されており、臭気を除去します。