製品情報
型式:PSW-360H800Y1
定格電力内で柔軟かつ効率的に電圧/電流を出力
小型かつ定格電力内で出力が可変できる為、1台で一般的な直流安定化電源数台分をカバーすることがきます。
直流安定化電源が出力電圧・電流をログすることで、多数台を使用したシステムにおいて安定した試験エビデンスを残すことができます。
時間に合わせて、電圧、電流設定値を2000ステップまで自動更新させるテスト機能を装備しております。プログラミング不要で電圧・電流値、時間などの数値をCSVファイルで編集し、USBメモリを介して本体に読み込ませ実行することができます。CSVファイルは10個まで本体に保存できますので実行時にUSBメモリは不要です。
出力電圧/電流のスルーレートのオン/オフができます。急激な電圧/電流の変化による負荷の損傷を抑えます。
出力端子から負荷までの配線による電圧降下分を補償します。補償電圧は、30V/80V/160Vモデルが片側最大0.6V、250V/800Vモデルが片側最大1Vです。
出力電圧および出力電流の0~出力定格に対して、0V~約10Vのモニタ電圧を出力します。
パネルロック機能は、偶発的なパネル操作ミスを防止します。パネルロックが有効の時は、”Lock/Local”キーが点灯し、”Lock/Local”キー以外のすべてのキーと電圧電流ツマミを無効にします。”Output”キーはオフ操作のみ有効です。
任意の内部抵抗を設定することが可能です。設定電圧から負荷電流による電圧降下分を差し引いた電圧を出力しますので、内部抵抗を持つ疑似バッテリーなどとしてご使用できます。
定電圧(CV)優先モードと定電流(CC) 優先モードを選択することが可能です。出力 ON時、CC動作で立ち上るダイオード負荷で、オーバーシュートを抑制します。
並列接続では同一機種3台、直列接続(250V/800Vモデルを除く)では同一機種2台のマスター・スレーブ動作ができます。マスタースレーブ動作時はマスター機だけに出力の合計が表示されます。
PSWシリーズには出力端にコンデンサが接続されており、OUTPUT OFF時にその電荷を放電させるためのブリーダ回路が搭載されております。ブリーダ回路をOFFすると、出力OFF時に接続されているバッテリやコンデンサ、電池等の放電を少なくできます。
外部電圧による電圧・電流制御、外部抵抗(10kΩ)による電圧・電流制御、外部接点による出力ON/OFF、シャットダウン、出力電圧モニタ、ステータス出力信号(CV/CC、ALM、OUTPUT ON、POWER OFF)