カビの発生しやすさが一目瞭然です。

ワイヤレス予測カビ指数計（LR8520）の特徴

温度・湿度とともに、カビの発生しやすさの「カビ指数」を記録。

カビの発育は、温度と湿度に相関があります。温度と湿度の計測とともに、「カビ指数」と「発育予測」を記録します。

電池でもＡＣアダプタでも駆動できます。

電源は、単３アルカリ乾電池２本もしくは、ＡＣアダプタで駆動できます。DC5V～13.5Vでの駆動も可能です。

熱流ロガーLR8416のユニットとしても使えます。

LR8520単独でも使えますし、熱流ロガーLR8416のユニットとしても使えます。

ＰＣ、タブレット、スマートフォンで、データを無線回収します。

測定データは、無線（Bluetooth）で回収します。ＰＣやタブレットはもちろん、Android端末のスマホでもデータの回収が可能です。

記録項目

カビ指数、発育予測に加え温度、湿度の記録が可能です。 時間帯や時期による変化を確認できます。 本体画面を切り替えて温湿度表示にすることもできます。 設定した記録間隔ごとの、それぞれの項目に対する最大 値、最小値、平均値も記録します。 ●カビ指数（温度・相対湿度から算出） 　カビの発生しやすさを予測する指標 　0から200で表され、カビの発生や汚染開始までの期間を推測できます。 ●発育予測（カビ指数から算出） 　カビは発育できる環境が一定期間続くことで成長するため、カビの汚染はカビ指数の累計で予測できます。 　LR8520は、累計の段階をカビが発育するイラストを使って5段階で表します。

警報出力

警報出力を搭載。設定した範囲から値が外れた場合に 「ALARM」が表示されます。 ブザーや警告灯と接続して、警報を出すことも可能です。 （ブザーや警告灯は、別途ご用意ください。） カビ指数、発育予測、温度、湿度のそれぞれで範囲を設 定できるため、用途に合わせて使い分けできます。

センサ

±3％rhの高精度湿度センサをご用意。 その場の温湿度を測定するときに適した50mmタイプと センサを本体と離れた場所に設置したいときに便利な 1.5mタイプの長さが異なる2種類を用意しました。

校正

測定確度に影響する校正対象品は温湿度センサのみです。 LR8520ロガー本体は校正の必要がありません。 校正は弊社にて行います。成績表、校正証明書の発行も 承りますので、校正依頼時にご発注ください。 予備の校正済み温湿度センサをご用意いただければ、校 正作業による測定中断を避けることができます。

電源

ACアダプタ（別売オプション）、単3アルカリ乾電池 （2本）、外部電源（DC5V〜13.5V/USBからの電源 供給＊など）といった多様な電源に対応しています。 ＊変換ケーブルが必要です。ご相談ください。Bluetooth(R) ONの時間が短いほど、電池は長持ちするため、 事前に設定した時間帯だけ自動的にBluetooth(R) の電源が入る 「省電力機能」搭載。 通信していない時間も1chあたり50万データという大容量メモリで もれなくデータを記録します。

組み合わせ

姉妹製品のワイヤレスミニシリーズと組み合わせること で多彩な測定が可能になります。 例えば、ワイヤレスクランプロガーLR8513と組み合わ せることで、空調負荷電流とカビ指数を一緒に管理して 節電につなげることができます。