Lab Scape System_GDA Catalog
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43214321005床天井に生じる層間変形角荷重0(kN)-1荷重0(kN)-156Yamato Scientific Co., Ltd.※ 東日本大震災で震度7を観測したKiK-net芳賀波や熊本地震の益城波による  加振試験で損傷がありませんでした。対策前のスチールパーティションの復元力特性パーティションのみでは、大地震で加わる地震力より強度が下回ることが明らかになりました。1/4001/2001/1001/50-2-3大地震で加わる水平地震力-4-1/40-1/50-1/200つり天井笠木(天井レール)パネル巾木(床レール)シンクロンスチールパーティションの復元力特性シンクロンは、大地震で加わる地震力より大きな強度と高い変形追従性を発揮し、大地震に耐えることが確認できました。-2-31/-1/100100層間変形角(Rad)1/2001/501/40-41/4001/2001/1001/501/40大地震で加わる水平地震力-1/40-1/50-1/2001/-1/100100層間変形角(Rad)1/2001/50笠木と柱をつなぐ柱とパネルをつなぐ巾木と柱をつなぐ1/401/401/503/2001/1001/200(Rad)天井加速度と間仕切変形の関係y = 0.008 x - 0.019y = 0.001 x - 0.004 101520天井面加速度(m/s2)パーティションのみシンクロンパーティション安心・安全のパネルユニット新しい発想から生まれた、新しい発想から生まれた、高耐震間仕切高耐震間仕切震度7※クラスの揺れで検証した大学との研究実験で実効性を確認大学との共同開発により、大地震の地震波による実験を繰り返し、実効性の高いシステムを開発しました。■主に天井の揺れが原因で倒壊パーティションは天井に支えられています。大地震になると一般の天井はブランコのように揺れるため、笠木(天井レール)に取り付けられたパネルや柱が外れ、パーティションはバラバラに倒壊する可能性があります。実験結果① パーティション強度の向上地震波を用いた加振実験、強度を計測する静加力実験、「つながりジョイント」部の接合強度実験をくり返し行うことで、これまでのスチールパーティションと比較し、大幅な強度と粘り強さを実現。大地震でも安全を保てる強度を確保しました。■パーティションと天井の 関係性に着目あたかもラグビーのスクラムのように、パーティションと天井が相互に「つながる」ことで支え合い、最大限の強度を発揮する耐震システムを開発しました。実験結果② 天井の揺れを抑制パーティションの強度を上げ、更に天井、床までつなぐことで、吊り天井の揺れを大きく抑制する効果があることが明らかになりました。■強さを生み出す、新開発の “つながりジョイント”耐震実験をくり返し、形状や板厚・材質を最適化した「つながりジョイント」。この小さな部品を、パーティションに適正設置することで、しなやかな強度が生まれます。

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