Lab Scape System_GDA Catalog
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●仕様および外観は、改良のため予告なく変更することがありますのでご了承ください。 ●製品写真はイメージです。baYamato Scientific Co., Ltd.47ヒュームフードの排気風量は、制御風速およびサッシ開口高さ・開口間口寸法より、上記の式により決定されます。間口1,800mm(有効間口1,640mm)、開口高さ(サッシ半開)400mm、前面風速0.5m/sを備えたヒュームフードは20m3/minの排気量と呼び径250mmの排気ダクトを備えています。(LF1M-180TN型)※開口面積(m2)=a(m)×b(m)ヒュームフード選定の条件使用する薬品は何ですか?有機溶剤中毒予防規則または特定化学物質障害予防規則に該当する薬品を使用の場合、最小制御風速の規制があります。排気風量の設定排気風量(m3/min)=60×開口面積(m2)×面風速(m/sec)放射性物質、過塩素酸を使用しますか?それぞれ、専用のヒュームフードをご選定ください。制御風速は全開時で0.5m/s以上が推奨されます。熱量の使用量はどの程度ですか?熱源を使用される場合は、18、19頁に記載されている範囲にとどめてください。それ以上は別途風量設定が必要になります。庫内に設置する装置、機器の大きさは?機器の設置にはヒュームフード内部有効寸法および耐荷重をご確認ください。一般のヒュームフードは、搭載荷重100kg/台になります。サッシ前面風速基準国内また各国では通常0.5m/sが推奨されています。特定化学物質障害予防規則、有機溶剤中毒予防規則では、風速のバラツキによる安全率を見込んだ設計が必要になります。サッシ開口高さ開口部高さは、通常使用高さ200〜400mm程度に設定します。この高さは前面サッシによる遮へい防護、および作業面の良好な視界をもたらす上でも十分な開口高さです。サッシ全開はメンテナンス高さになります。形状、寸法は、スペースは?形状としては一般的な標準型、卓上型、ウォークインフード型、低床型などからご選定ください。「間口1,200、1,500、1,800mm。奥行750mm」が基本寸法になります。材質は適切ですか?特に酸類の使用で大量消費する場合には、専用タイプをご選定ください。環境保全対策は?有害物質を排気する場合、基準以下で排出できるように排ガス処理装置の設置が必要になります。また、排水処理の必要があります。省エネ対策を考えていますか?風量コントローラ付きヒュームフード(VAV型)が適しています。防火対策は適切ですか?設置地域、条件により、不燃仕様の必要があります。

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