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製品情報

製品詳細

内槽と架台(DF612型)

方式;強制水平送風循環(ファインオーブン) 槽内全体に均一に送風循環し、優れた温度性能を要求される恒温試験等に最適です。

製品概要

高精度260℃・360℃の大型恒温器、カスタマイズも可能

精密恒温器(DF412)の特徴

特徴

均一な加熱処理を考えたサイドフロー。

製品特徴

V型コントローラ搭載により操作パネルの表示視認性、操作性をアップし、消費電力・CO2排出量・ヒータ操作量のモニタ表示、風速可変機能を標準装備しています。

製品特徴

風速可変機能を標準装備により軽量試料の熱処理や粉体の飛散を抑制します。

製品特徴

プログラム運転機能が可能です。(最大99ステップ、99パターン、繰り返し運転機能)。

製品特徴

クイックオートストップ運転機能、ファンエラー検知機能を搭載しています。

製品特徴

排気ダンパを搭載しています。

主な仕様

仕様


商品コード 211780
型式 DF412
方式 強制送風循環および換気
性能 温度制御範囲 室温+15~260℃
性能 最高温度到達時間 約50分(270℃設定260℃通過時間)
性能 温度調節精度 ±0.1℃(at 260℃)JTM K05
性能 温度変動 1.0℃(at 260℃)JIS
性能 温度分布精度 ±1.5℃(at 260℃)JTM K05
性能 温度勾配 10℃(at 260℃)JIS
構成 内装 ステンレス鋼板
構成 外装 電気亜鉛メッキ鋼板 焼付塗装
構成 断熱材 グラスウール
構成 ヒータ ステンレスパイプヒーター
構成 送風機ファン 軸流ファン
構成 送風機モータ コンデンサ型モータ
構成 ケーブル孔 内径 33mm:(背面)1個
コントローラ 温度制御方式 P.I.D.制御
コントローラ 温度設定方式 ▲▼キーによるデジタル設定方式
コントローラ 温度表示方式 設定温度表示:橙色LEDデジタル表示(分解能:1℃)、槽内温度表示:緑色LEDデジタル表示(分解能:1℃)
コントローラ その他の表示 昇温/安定/降下状態を示す温度パターンLED表示
コントローラ タイマ運転 1分~99時間59分設定:時間運転 24時間設定:時刻運転
コントローラ タイマ分解能 1分
コントローラ 運転機能 定値運転、クイックオートストップ運転、オートスタート運転、オートストップ運転、プログラム運転:最大99ステップ、99パターンまで、繰り返し運転機能
コントローラ 付加機能 通電/運転時間の積算機能(65535時間まで)、カレンダタイマ(24時間)、キャリブレーションオフセット機能、消費電力・CO2排出量・ヒータ操作量のモニタ表示、停電復帰モード選択、ユーザ設定情報の保存・呼出、風速可変機能
コントローラ ヒータ回路制御 トライアック、ゼロクロス方式
コントローラ センサ K熱電対(温度制御用、独立過昇防止器用)
安全装置 自己診断機能(センサ異常検知、ヒータ断線検知、トライアック短絡検知、メインリレー不良検知、自動温度過昇防止)、独立過昇防止器、キーロック機能、漏電ブレーカ、ドアスイッチ、制御ボックススイッチ、ファンエラー検知
規格 内容積 91L
規格 棚受段数 9段
規格 棚受ピッチ 45mm
規格 棚板耐荷重 30kg/枚
付属品 棚板 2枚(ステンレスワイヤ)
付属品 棚受 4本
内寸法(幅×奥行×高さ) 450×450×450mm
外寸法(幅×奥行×高さ) 1050×630×850mm
電源容量 単相 AC200V 11A
ブレーカ容量および電源設備容量 15A。電源プラグは付属しません。電源コードの長さは器外約3mです。
重さ 112kg
価格(税抜) 472,000円

メンテナンス・保証内容


弊社ホームページ上でお客様登録いただけますと通常1年の無償保証が2年間となります。




FAQ

Q 装置全体の耐荷重は?
A

大凡ではございますが、
棚板耐荷重*標準付属枚数=装置全体の耐荷重
とお考え下さい。

例:DF412I型の場合
棚板耐荷重:30kg/枚
棚板付属数:2枚
30kg*2枚=60kg

棚板1枚あたりの耐荷重はカタログや取扱説明書に掲載しておりますので、該当する型式の棚板耐荷重及び標準付属枚数をご参照下さい。

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Q 棚板を装着せずに槽内の底板に直接処理対象物等を載せることは出来ますか。
A

出来ません。
補強をしておりませんので強度が無く、内槽が変形する恐れがあります。
またヒータが底板の真下に配置されている為、設定温度よりも高い温度が掛かってしまう恐れがあります。
必ず棚板を取付けてその上に処理対象物等を置くようにしてください。

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Q カタログに風速可変機能があると書いてありますが、可変は何段階ですか。 風は止められますか。
A

風速の設定は1から10の9段階で、標準の風速が10です。
風を弱める方向で調整が出来ますが、「0」(ゼロ)設定はありませんので、風を止めることはできません。

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Q オプションに「イベント出力」というものがありますが、どのような仕様で、どういうタイミングで出るのですか。
A

無電圧接点の出力でノーマルオープンのa接点です。
出力を出す(ON)出さない(OFF)の選択を、「待機」「運転中」「運転終了」「(プログラム運転の)ステップ移行」計4つのタイミングそれぞれ個別に設定していただくことが可能です。

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Q オプションのケーブル孔は複数取り付けられますか。
A

はい、取り付けられます。
但し2個以上の追加からは気密性が落ちる為、仕様に記載されている温度仕様は保証対象外となります。
また隣接するケーブル孔が近すぎる事による壁面強度の低下や棚受けを固定するレール(棚受柱)を避ける為に穴明け位置は指定があります。
詳細な位置は図面を準備しておりますので、お問合せフォームにてご請求下さい。
お客様にて位置をご指定戴く場合は上記の検証が必要な為、販売窓口担当者に打ち合わせをご依頼戴くか、打ち合わせのご希望をお問い合わせフォームにてご連絡下さい。

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Q 旧型式DF410/610、DH410/610用の架台 OP41/OP61を所有していますが、現行型式にも使用可能ですか。
A

使用不可です。
装置後方がはみ出す為転倒等の危険性がありますので、必ず現行型式用のOP43/OP63(キャスター無し)かOP46/OP66(キャスター有り)を組み合わせて下さい。

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Q 旧型を所有していますが、現行品と重ね金具ODF48を使用して重ねることはできますか。
A

DF410/DF411/DH410/DH411はDF412/DH412と、DF610/DF611/DH610/DH611はDF612/DH612と、それぞれ重ね金具ODF48で重ねて固定することができます。
ただし装置底面寸法の関係で旧型を下に配置しませんと重ね金具を取り付けることができません。

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Q 排気口にダクトを接続して室外に排気を出したいのですが、制約などはありますか。
A

排気は熱風循環路にダンパを設けてせき止めた熱風を排気口側に導いて排出している程度の風量しかないため、オプションの排気口フランジ(商品コード:281069)を取り付けて直接ダクトを接続して排気できる距離感は、排気口フランジの外径に合わせて内径φ80mmのスパイラルダクトを接続したと考えて、ダクト直管長さ約2m、曲がり2か所程度までとなります。
それ以上の長さになる場合は排気ファンで吸引する必要がありますが、本装置は手動の排気ダンパが標準装備されており、また内部に入れる処理対象物の位置や数量(体積)により圧力損失が変わり排気風量が変化するので、排気ファンの風量計算での算出は不可能です。
室外排出場所まで距離がある場合は、まずオプションの排気ダクト(商品コード:213703)を取り付けて排気口を装置天井面まで持ち上げた上で、厨房などで使用されている天蓋フードを排気ダクト上部に設置し、周囲の空気と一緒に吸引し室外排気してください。
参考として処理対象物を入れない無負荷状態で排気ダンパ全開が最大の排気風量となり、排気風量は413/613タイプとも約1.7m3/minとお考え下さい。

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Q 漏電ブレーカーが上がりません。
A

装置右側面、制御部をカバーしている外装の板を外していませんか。
この板を外すとマイクロスイッチが作動し、連動しているブレーカーが漏電と同じように動作してしまいます。
外している場合は着けてからブレーカーを入れ直してください。
板を外していない場合は漏電の可能性がありますので、ご購入戴いた販売窓口担当者に点検を依頼してください。

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