製品情報
商品コード:212329
型式:BNA600
CO2 Incubator with Water Jacket
ウォータージャケットで快適な培養環境を
槽内は継ぎ目の無いシームレス設計です。
全てのコーナはR構造とし、背面4隅にはボールコーナを採用、また棚受けを壁面一体のプレス形状とする事でコンタミネーション防止と清掃性を考慮しています。
ウォータージャケット方式の採用による槽内壁面温度の均一性と上下気流による微風循環方式の採用により、雑菌の温床となる槽内壁面の結露を最小限に抑えています。
CO2インキュベータ専用として設計された稼動部をもたない新しいタイプの単光線・二波長のNDIRセンサの採用により、従来の課題であった連続運転における耐久性の大幅向上と長期安定性を実現しました。
商品コード | 212329 |
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型式 | BNA600 |
方式 | ウォータージャケット 加湿方式:加湿バットによる自然蒸発 撹拌:ファンによる微風循環 |
性能 温度制御範囲 | (室温+5℃)~50℃(37℃運転時には室温は32℃以下である事) |
性能 温度調節精度/温度変動 | ±0.1℃/0.4℃(at37℃) |
性能 温度分布精度/温度勾配 | ±0.2℃/1.0℃(at37℃) |
性能 槽内湿度 | 95%RH以上 |
性能 CO2濃度調節範囲 | 0(大気)~20.0% |
性能 CO2濃度調節精度 | ±0.2%(at37℃、CO2濃度設定5%) |
構成 タッチパネル | 7インチカラー液晶タッチパネル(抵抗膜式、日本語/英語/中国語) |
構成 内槽/内扉 | ステンレス鋼板/強化ガラス |
構成 扉/内扉開閉 | 右開き(左開きに変更可:ご注文時にご指定ください。) |
構成 温度センサ | 白金測温抵抗体Pt100Ω |
構成 CO2センサ | 赤外線方式(新単光線・二波長方式、稼動部無し) |
構成 独立過昇防止センサ | K熱電対 |
構成 扉/額縁ヒータ | 98W/25W(操作量任意設定) |
構成 ケーブル孔 | φ32mm背面上 |
構成 その他 | アジャスタ脚、CO2サンプルポート(OUT)、温度出力端子、CO2濃度出力端子、外部警報出力端子、各種履歴表示、トレンドグラフ、USBデータ出力ポート、排水バルブ(φ10.5) |
安全装置 | 過電流漏電ブレーカ、独立過昇防止器、温度上下限異常、CO2濃度上下限異常、自己診断機能、水槽水位異常(電極式)、扉開放警報、加湿水渇水警報(サーミスタ)、キーロック |
棚板寸法/棚受段数/ピッチ | 幅471×奥行457mm/12段/40mm |
棚板材質/耐荷重 | アルミ/約5kg/枚 |
付属品 | アルミ棚板4枚、加湿バット(ステンレス)、ケーブル孔用シリコン栓2個、CO2供給用チューブ2m、チューブクランプ、中継用給排水ホース2m |
内容積 | 約167L |
内寸法(幅×奥行×高さ) | 485×540×640mm |
外寸法(幅×奥行×高さ) | 600×664×880mm |
備考(寸法) | 外寸奥行765mm(突起部含) |
電源容量 |
AC100V
4.4A
ブレーカ容量および電源設備容量 15A |
重さ | 100kg |
価格(税抜) | 1,000,000円 |
弊社ホームページ上でお客様登録いただけますと通常1年の無償保証が2年間となります。
冷却機構を有しておりませんので、冷媒は充填されておりません。
幅352 X 奥行265 X 高さ60mm となります。
培養対象物を詰め込みすぎていませんか。
目安として棚板の面積の約30%以上の隙間をつくっていないと詰め込みすぎですので、対象物を減らしてください。
詰め込みすぎではない場合は故障の可能性がありますので、ご購入いただいた際の販売窓口担当者あるいは弊社WEBサイトお問い合わせフォームに点検・修理をご依頼ください。
ガスボンベで供給している場合は二次圧が0.03MPaになっているか確認してください。
また二次減圧弁には流量調整つまみがついているものがありますので、そちらが閉まっていないかも確認してください。
以上で改善できない場合は、ご購入いただいた際の窓口担当者か弊社WEBサイトお問い合わせお申込みフォームへご連絡いただき、点検・修理をご依頼ください。
ガスボンベで供給している場合は二次圧が0.03MPaになっているか確認してください。
また二次減圧弁には流量調整つまみがついているものがありますので、そちらが閉まっていないかも確認してください。
ケーブル孔がシリコン栓できちんとふさがれているかを確認してください。
以上で改善できない場合は、ご購入いただいた際の窓口担当者か弊社WEBサイトお問い合わせお申込みフォームへご連絡いただき、点検・修理をご依頼ください。
測定温度の数値はまだ動いていませんか。動いている場合は安定に達していませんので、安定するまで待ってください。
測定温度の数値が安定している場合は、扉の温度設定が高い可能性があります。
MENUから扉温度補正量に入り補正量を下げてみてください。
測定温度の数値はまだ動いていませんか。動いている場合は安定に達していませんので、安定するまで待ってください。
測定温度の数値が安定している場合は、扉温度設定補正量が大きい可能性があります。
MENUから扉温度補正量に入り補正量を下げてみてください。
■培養対象物を詰め込みすぎ
目安として棚板の面積の約30%以上の隙間をつくっていないと詰め込みすぎですので、対象物を減らしてください。
培養対象物が発熱する場合は約30%以上の隙間があっても、現状より対象物を減らして解消するか様子を見てください。
■装置の周囲温度の変化が大きい
繰り返し室温が上下動するような場所や、空調設備の風が直接当たるような場所に設置している場合は、設置場所を変更する・空調の風の向きを変えて当たらないようにするなどの措置をとってください。
上記をご確認いただきいずれも問題ない場合は故障の可能性がありますので、ご購入いただいた際の販売窓口担当者あるいは弊社WEBサイトお問い合わせフォームに点検・修理をご依頼ください。
額縁ヒータ制御量設定が低い可能性があります。
MENUから額縁ヒータ制御量設定を確認し、値を5%ずつ上げて様子をみてください。
解消しない場合は故障の可能性がありますので、ご購入いただいた際の販売窓口担当者あるいは弊社WEBサイトお問い合わせフォームに点検・修理をご依頼ください。
加湿バットの水量を確認し、不足しているようでしたら補充してください。
また外気が入りますと湿度が上がりづらくなりますので、ケーブル孔がシリコン栓できちんと塞がれているかを確認してください。
扉の開閉が多い場合も湿度が上がりづらくなる要因となりますので、開閉を行っている場合は回数を少なくする工夫をしてください。
扉の温度設定が高い場合も湿度が上がりづらくなる要因となりますので、MENUから扉温度設定補正値を確認し、補正値を下げてみてください。
温度が安定していない状態でも湿度が上昇しない状況になり得ますので、まず設定温度に到達し安定するまで待ってみてください。
扉温度設定値は補正無しの場合、本体の設定温度と等しくなります。槽内の結露が多い場合には運転画面より『MENU』キーを押し『扉温度設定値補正』に入り、下記を目安に補正値を設定してください。
◆ガラス内扉が結露するとき:+0.2 ℃ずつ補正してください。
◆内槽背面が結露するとき:-0.2 ℃ずつ補正してください。